排便時に出血する場合、さまざまな病気が考えられます。特に、いわゆる「痔」と考えて様子を見ていてもなかなか治らない場合は、癌やポリープ、潰瘍性大腸炎などの難病などの可能性もあるため、専門医による診察が必要です。
痔のタイプには①痔核(いぼ痔)②裂孔(切れ痔)③痔ろう、があります。
① 痔核(いぼ痔):肛門の周りにある血管などのクッションが、排便時にうっ血などで膨らんだものです。軽症のものでは座薬や軟膏で治療します。脱出するものについては外科手術を検討します。
② 裂孔(切れ痔):排便時に肛門の皮膚が切れたり裂けてできます。
③ 痔ろう:肛門腺に細菌感染し膿がたまり(膿瘍)、膿がでた皮膚の孔と管ができて、膿の排出を繰り返すことが多い。手術を検討します。
お尻から血がでても、痔だと思って放置してしまいがちです。痔に加えて大腸に重大な病気があるケースでは、病気が進行してしまう場合もあります。
大腸癌、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎やクローン病などの難病を含めて、速やかに消化器内科の専門医に受診し、大腸カメラなどを相談しましょう。

痔のタイプは?

痔のタイプには①痔核(いぼ痔)②裂孔(切れ痔)③痔ろう、があります。
① 痔核(いぼ痔):肛門の周りにある血管などのクッションが、排便時にうっ血などで膨らんだものです。軽症のものでは座薬や軟膏で治療します。脱出するものについては外科手術を検討します。
② 裂孔(切れ痔):排便時に肛門の皮膚が切れたり裂けてできます。
③ 痔ろう:肛門腺に細菌感染し膿がたまり(膿瘍)、膿がでた皮膚の孔と管ができて、膿の排出を繰り返すことが多い。手術を検討します。

早期発見のためにも、大腸カメラをしましょう。

お尻から血がでても、痔だと思って放置してしまいがちです。痔に加えて大腸に重大な病気があるケースでは、病気が進行してしまう場合もあります。
大腸癌、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎やクローン病などの難病を含めて、速やかに消化器内科の専門医に受診し、大腸カメラなどを相談しましょう。