院長は1万件以上の内視鏡診療の豊富な経験があります
豊富な経験・実績が認められ、専門医よりさらに上級の医師である 内視鏡指導医に認定されています。(吐血、下血患者さんの内視鏡的止血術を初めとし、内視鏡による大腸がんの切除術、カプセル内視鏡・小腸カメラ等の高度な内視鏡技術や経験まで有していますので、病気を見つけた際には適切な検査や治療の説明が可能です)

当院の大腸カメラにはこだわりがあります

安全かつ苦痛を最小にする内視鏡検査を心がけています。
当院の内視鏡は、内視鏡指導医が直接検査を行います。

ー内視鏡検査のこだわりー

 <検査を受ける前の前処置が大切です>
 大腸内視鏡検査は、前日より下剤を内服していただき、便が透明になってから、検査が開始となります。
 この時、便が十分でて腸管内がきれいになっていないと、例えると濁った水の中をカメラが進むことになり、カメラが進む先が確認できなくなり、時間がかかったり、場合によっては痛みが出やすくなります。また、がんやポリープなどの病変が便に隠れて見えなくなり、通常であれば診断が容易な病変でも、診断が難しくなります。
 少しでも楽に検査を受けていただくために、かつ、安全で精度が高い検査を受けていただくために、特に便秘の傾向のある患者さんには、しっかりと便秘を解消してから、大腸内視鏡検査を受けていただくようにご協力をお願いしています。

<検査中もできるだけ楽に受けられるように、工夫をしています>
 検査中は、患者さんの状態より痛み止めを使用させていただきます。当院は、これまでの内視鏡経験数が数万件以上ある、内視鏡専門医・指導医資格をもった院長がすべての患者さんの検査を行っています。
 検査中に患者さんが痛みを感じる大きな原因は、腸管の屈曲部においてカメラが挿入されることにより腸管が伸展(のびる)ことによる痛みです。当院ではできるだけ腸が伸びないように細心の注意で丁寧に検査をさせていただいています。また、腸管が伸びやすい部分については、適宜、おなかの外から手をあてて腸管が伸びにくくしたり、体の向きを変えることによって重力を利用したり、深呼吸をしていただいたり、できるだけ優しく、患者さんに痛みや負担がない方法で工夫して検査をさせていただいています。
 こういった工夫と内視鏡挿入の技術により多くの方で痛みの少ない大腸内視鏡検査を提供させていただいています。
できるだけ痛みのない挿入方法で挿入しているため、当院では麻酔薬は用いる必要がなく、医師や看護師と会話のできる状態で検査を行うことができます。
また、ポリープ切除の際には、神経のないところを切除しますので、原則痛みは感じません。ご安心して検査をお受けください。

<検査後はゆっくりと休んでください>
 検査後はベットで休んでから帰宅していただきます。
 検査時の空気はできるだけ吸引していますが、腸の中に少量の空気が残るため、当日は無理をせず、自宅でゆっくりと過ごしていただくようにお願いしています。
 検査後は事故防止のため、運転や運動などは禁止をお願いしています。ご家族様などでのお迎えや、公共機関やタクシーなどでの帰宅をお願いしています。

 <検査結果は後日丁寧にご説明します>
 検査結果は当日検査時に医師よりご説明します。検査時および検査直後の説明だけでは、検査を受けることで緊張していて覚えていなかった、よくわからなかった、といったことがないように、検査後日来院時に落ち着いた状態で再度丁寧にご説明させていただいています。ポリープ切除や生検検査などの組織検査を提出した患者さんには、この時に(検査後10-14日程度後に)病理医の診断結果をあわせてご説明いたします。
 大腸内視鏡検査の結果を踏まえて、それぞれの患者さんにあった今後必要な検査や治療などについてご説明いたします。
ご不明な点や、ご不安な点があれば遠慮なくご相談ください。

血便、痔、便秘や下痢を繰り返す、健康診断で便に血が混じっていたなど、ご心配なことがあればお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

大腸カメラの下剤は、病院で飲まないといけませんか? 病院に朝から何時間もいて、頻回にトイレに通うのがつらいのですが・・?
⇒大腸カメラの下剤は自宅でも内服できます。多くの方が快適なご自宅でゆっくり下剤を飲んでから、当院で検査を受けていらっしゃいます。

大腸がんセルフチェック

以下の質問に当てはまる項目を選んでください。あなたの大腸がんリスクが高いか分かります!
大腸がんは早期の段階で発見されれば、多くの場合で救命できる病気になってきました。
しかし、早期の段階では自覚症状がほとんどなく、がんの前段階であるポリープについても、内視鏡検査をうけて初めて見つかることがほとんどです。

大腸がんリスクをご自身でチェックして、症状のない時期に早期発見・治療を受けましょう。

高リスク項目
1便に血が混じる、赤いまたは赤黒い便がでる。便の表面に血液が付着する。
2下痢と便秘を繰り返す、便が細くなった、便が残る感じがある。
3たばこを吸っている、吸っていた。
4お酒を飲む。
5赤肉(牛、豚、羊など)や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)が好きだ。
6家族に大腸がん、大腸ポリープの人がいる。
7貧血、鉄欠乏があるといわれたことがある。
8若い頃より太った。
中リスク項目
9運動をしていない。
10食物繊維はあまり摂らない。

 

あなたの大腸がん危険度

  • 上記1-10の項目に全くチェックがない方
  • または中リスク項目(9または10)の一つだけの方
大腸がん危険度:低

現時点では大腸がんのリスクは低いですが、大腸がんの早期発見ができるように定期的に健康診断、便潜血検査、大腸カメラなどの検査を受けるようにしましょう。

  • 上記高リスク項目(1-8)にチェックが1つでもある方
  • 中リスク項目に2つチェックがある方
大腸がん危険度:高

早急に大腸カメラ検査を受けるようにしましょう。はら内科クリニックでは専門医・指導医による苦痛の少ない大腸カメラを行っています。

※セルフチェックはあくまで目安です。定期検査を受け、気になることは必ず医師に相談ください。